学習全般。「やったことあるのにできなかった!」に対する処方箋

質問
「センター英語で、知っている問題だけど解けなかった」場合が多い。
今回の質問をくれた受験生は英文法についてでしたが、学習全般に言えることですので、まとめてお話しします。
受験生の考え「知っていたつもりで解けなかったを防ぐには、1冊を何度も繰り返しを完璧にすればよい」
確かに復習回数を増やし、記憶の定着度をアップさせればかなりの数問題は解けるようになるはずです。
しかしながら、この「1冊を完璧にする」について、やや受験生の中に誤解があるように思えますので、今回の問題と関連付けて考えてみたいと思います。
まず、受験生の思うところの「1冊を完璧に」はどのようなものでしょうか?
多くの受験生は次のような手法で「完璧に」しようとします。
それは、「1冊の問題集を何周もする」ことです。
とはいえ思い出して欲しいのですが、何周もしたはずの問題集で扱ったテーマの問題を模試や過去問演習などで間違えたことはありませんか?今日の焦点はまさにここに当たります。
「1冊の問題集を何周もする」。
それ自体間違いではないのですが、それだけではやや心もとないと思うのが僕の考えです。
では、真に「1冊を完璧にする」、すなわち「その問題集1冊に含まれるテーマについては、入試本番で落とさず解答できる」ようになるためにはどうしたらよいのでしょうか。ここからが今日のハイライトです。
なぜ「完璧にしたはずの問題」を間違えるのか?
それは実際には完璧ではないからです。
完璧にしたはずの問題集と同テーマの出題に対し、解答できないうちはやはり完璧とは言えません。
「完璧」とはなにか?
「完璧」とは、その問題集に含まれる主要なテーマにつき、やや捻られた出題に対しても、同じテーマであるとわかり、解答できること、だと僕は考えます。
今回質問をくれた受験生をはじめ、多くの受験生が「やったことがあるはずなのに間違えた」を具体化すれば、
問題集でやったはずの問題と、過去問の共通性が見えず、落としている、ということが言えるでしょう。
ポイントは「共通性」にあります。
「共通性」を発見するには?
では、「やったことがあるはずなのに間違えた」を防ぐには、やったことのある問題と、目の前の問題との「共通性」に気づくことができればよい、ということになりそうです。どのような手段によれば、「共通性」を発見できるでしょうか?
それは、同レベルの問題集をもう1冊演習すること、です。尋ね方が違うが、同じテーマを扱っている問題を演習することにより、一問一答的な知識から1段階抽象化され、既存の知識は幅を持った知識へと生まれ変わります。
この時期の受験生であれば、過去問をその教材として利用しましょう。つまり、過去問演習の目的を「既存の知識の応用のされ方を学ぶ」と設定し、演習を行います。当然、過去問で扱うテーマは体系的でなく量が多いわけではないので少々のアレンジを加えます。すなわち、過去問演習で「やったことがあるはずなのに間違えた」問題については、「間違えた分野すべて」をやってきた問題集で解き直します。一問一答的な知識に幅を持たせるにはこのような学習法が効果的ですし、過去問で扱われた問題が一問一答的にそのまま出ることはまずありません。とするならば、一問一答的な知識を「分野」という箱に一旦入れ、その箱に入るすべての問題を演習すべきでしょう。
例えば、時制の問題で「現在完了形」を選ぶべき問題で「過去完了形」を選択するというミスをしたならば、現在完了形の復習のみならず、「時制」全体の復習をすべきでしょう。そういった場合、往々にして時制全体の理解が甘いのです。
「1冊を完璧にする」という語の罠
「1冊を完璧にする」ことそれ自体、僕は正しい主張だと思います。
しかしながら、完璧になっているかどうかは「その1冊では測れない」というのが僕の主張であり、受験生にとっては隠れてしまっていて見えづらいポイントかと思います。というのも先ほどから述べている通り、一問一答的な知識を昇華させるには別の訊かれ方を体験すべきであって、それは1冊の問題集のみを利用していると難しいことだからです。仮に1冊の問題集で満点がとれていても。答えを覚えているだけの問題も数多くあるはずです。その欠陥は、お分かりのとおり、もう1冊同レベルの問題集を演習することで如実に浮き彫りにされます。
まとめ
「やったことのあるはずの問題を解けない」という症状への処方箋は、同レベルの別の問題集をもう1冊行うことです。時間が足りないのであれば、過去問で出題されたものにつき同分野だけでも構わないので既存の問題集を解き直すことです。「知識に幅を持たせているのだ」という意識を忘れずに。

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